あと残るは3分10秒余りでございます。先ほどからご答弁いただきまして、ありがとうございました。一つ、二つ、質問と要望を申し上げたいと思います。 水道に絡んででございますけれども、まず質問でございますが、私は、なかなかこれから工事をしにくいとか取り組みにくい、その山間僻地の部分については、 今までにない事業というふうな形でポリタンクを設置したらどうだろうかというふうな提案を申し上げたんですが、それに対するお答えをいただけなかったように思います。 そのいただけなかったということは、それはノーだというふうに考えるならば、あと残っております三万三千人ほど、97.7%を達成したとおっしゃるんですから、 2.3%の方がまだ残っているわけであります。その方々に対する整備を、いつごろまでに、どの程度達成しようというふうにお考えいただいているのか、その辺のところを、 具体的な計画をお持ちの上で発言していただいているのかどうかをお尋ねしたいと思います。 それから、要望でございます。先ほど知事の答えの中でお答えをいただきましたけれども、最近、携帯の時代なんですね。先ほどもリンリンと鳴りましたけれども、 宇陀の方、吉野の方、やっぱりなかなか携帯が通じないところがたくさんあるんです。土木で当然整備をしていただくことも必要なんですが、中学生でも高校生でも、 もう今は携帯を持っている時代なんです。大阪の方から言いますと、携帯の通じないところなんて、本当にもう地の果てのような感じでもって受け取られかねない、 そんな状況にあるわけですから、ですから、そういう意味では通信網の整備ということは非常に大切なことなんです。どうぞ、ぜひそれに取り組んでいただきたいというふうに思います。 それから、福祉部長の方から、過疎地におけるサービスについては、通常の15%オンするんだというふうなお話でございました。それはどこが負担するかについては検討中で、 厚生省の方からまだ答えは出てないというふうに申しておられましたが、奈良県としての意向はこういうふうなことを考えていると、こういう要望が出ているということを必ずお伝えいただきまして、 地域の人たちからの負担増につながらないように、ぜひよろしくご配慮をお願いしたいと思います。 それから、先ほどちょっと申しおくれました、水道の方に関係してでありますけれども、まだ給水を受けていない地域の方々が施設整備や施設拡張をするための要件は何かというふうにご質問申し上げましたところ、 ちょっとなかなか難しい言葉遣いでありました。所定の手続というふうなこともおっしゃられたんですが、それをもうちょっと、我々素人にもわかるような形でご説明をいただきたいと思います。 質問は、所定の手続とか、そういう要件についての内容と、それから水道の未整備の地区2.3%に対して、どれくらい、いつまでに達成しようとしているのか、その点をお答えいただきたいと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。 ありがとうございました。 |
健康局長の答弁 |
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水道の整備についてでございます。 厚生省におきましては、二十一世紀に向けた水道整備の長期目標、こういうものを立てております。その中では、簡易水道施設及び飲料水供給施設、こういう水道の引きにくいところでございますが、 こういう比較的水道の引きにくい農村、漁村部、そういうところにおきまして、この水道を整備するときに、こういうところに重点的に整備をしていくと、こういう方針を出しておりまして、 上水道施設の整備と合わせまして、二十一世紀の初頭という言葉遣いをしておりますが、二十一世紀のかなり早い時期に全国の水道普及率99%−99%でございます、まだ100%とは言っておりませんけれども、 99%を達成する、こういう目標値を示しているわけでございます。県におきましても、この国のパーセントよりも常に上をいっておるわけでございますが、 この方針に基づきまして水道整備を推進していきたいと、こう考えておる次第でございます。 以上です。 |